国営飛鳥歴史公園・石舞台地区
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明日香村を代表する遺跡 “ 石舞台古墳 ”
国内最大級の方墳「石舞台古墳」を見に行こう!
歴史ロマンあふれる石舞台古墳。明日香村のシンボルとして毎年多くの人が訪れ、日本最大級の石室という その大きさに心を奪われてしまいます。特に天井石は約77トンもあり、造られた当時の優れた土木・運搬技術がうかがえます。
もとは一辺が約55mの方墳だったとされていますが、早い段階で古墳上部の盛土が失われ巨大な石室が露出してしまい、そのまま現在のような状態になりました。 蘇我馬子の横暴な態度に反発した後世の人が封土を取り除いたため、馬子の墓は暴かれたともいわれています。
石舞台の名称の云われは、この露出した天井石の上面が平らで、まるで舞台のように見えることから呼ばれるのだとか。 また、月の夜にキツネが美しい女性に化けて石の上で舞を舞ったという伝説や、旅芸人がこの巨石を舞台に演じた説など、語り部による様々な伝説が語り継がれています。
<石舞台古墳の基礎知識>
- 石の重量:30数個からなる石の総重量は推定2,300t。古墳最大の巨岩である天井石は、南側が約77t、北側約64t。
- 石室の長さ:19.1m、玄室は高さ約4.7m、幅約3.5m、奥行き約7.6m。
- 被葬者:不明。付近に蘇我馬子の庭園があったことから、7世紀初頭の権力者である蘇我馬子の墓との説が有力。
- 石室が露出している理由:馬子の横暴な態度に反発した後世の人が封土を取り除いたためと伝わる。
- 現在:周辺一帯が国営飛鳥歴史公園に囲まれ。芝生広場になっている。
- 花のみどころ:春は桃やサクラ、秋は彼岸花が咲く。
国営飛鳥歴史公園
石舞台地区
地区内には、わが国最大の方墳石舞台古墳があり、周囲のなだらかな棚田地形を活かした芝生広場や、行催事にも利用できる「あすか風舞台(多目的休憩所)」、隣接して明日香のおみやげ処「明日香の夢市」があります。
information |
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住所:奈良県高市郡明日香村の島庄 |
TEL:0744-54-2441 (飛鳥管理センター) |
入場料:無料 |
営業時間:8:30~17:00 (受付16:45まで) |
入館料:一般 300(250)円 高校生~小学生100(50)円 ※( )内は団体料金となります。(30名以上からから適応可) |
駐車場: ■飛鳥歴史公園 石舞台地区駐車場は無料 ※普通車のみ ※繁忙期には駐輪場になります。 |
■石舞台駐車場は有料になります。 ※大型20台 普通150台 ※運営:(一財)明日香村地域振興公社 TEL. 0744-54-4577 |
※「国営飛鳥歴史公園サイト」より一部引用