飛鳥宮跡(あすかきゅうせき)
おすすめスポット
「大化の改新」のきっかけとなった「乙巳の変」の舞台
飛鳥宮跡を訪れて、1400年前の歴史ロマンを感じよう!
7世紀半ばの皇極天皇の宮殿だった場所が飛鳥宮跡(伝飛鳥板蓋宮跡)。 この地が教科書にも出てくる、あのクーデター「乙巳の変(いっしのへん)」の舞台で、 皇極天皇の宮殿にて中大兄皇子(天智天皇)らによって蘇我入鹿が暗殺されました。これが「乙巳の変」で、「大化の改新」のはじまりとなります。 皇極天皇、斉明天皇(皇極天皇重祚)の皇居跡ということから、「伝飛鳥板蓋宮跡(でん あすか いたぶきのみやあと)」とされていましたが、 調査を続けていく中で、飛鳥板蓋宮だけではなく、飛鳥岡本宮や、後飛鳥岡本宮、飛鳥浄御原宮など、複数の宮が同じ場所で継続的に置かれていたことが判明しました。 このことから2016年、名称が「飛鳥宮跡」に改められました。 現在は地表上に当時の遺構を復元、整備されています。