飛鳥時代の天皇陵を象徴した八角形の墳丘が、現代に再び蘇りました
飛鳥時代に史上初めて2度天皇となった皇極・斉明女帝の古墳である牽牛子塚古墳・越塚御門古墳は、彼女と娘、孫娘が共に眠る場所です。飛鳥時代の天皇陵の象徴である八角形の墳丘が、経年の劣化と自然災害の影響により、崩壊の危険性が高まりました。そのため、丘陵全体の安定性を確保し、墳丘を保護するための整備事業で建設当時の様子が再現整備され、現代に蘇りました。また、この美しい古墳は、墳丘がアサガオの花びらのように多角形であったことから別名「あさがお塚」とも呼ばれています。
牽牛子塚古墳
牽牛子塚古墳は直径30mの古墳。内部は巨大な凝灰石をくりぬいて、左右2室になった石室とドーム型の天井をもつ、めずらしい合葬古墳です。
information |
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住所:奈良県高市郡明日香村越131 |
TEL:0744-54-5600 (明日香村教育委員会文化財課) |
以下の駐車場をご利用ください。 ■道の駅「飛鳥」…駐車無料 徒歩 8分 ■アグリステーション飛鳥…駐車無料 徒歩 5分 |
※現地にトイレはございません。