キトラ古墳(国営飛鳥歴史公園)
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天文図や四神の精緻な壁画が確認されるなど学術上極めて価値の高い文化財
キトラ古墳は、高松塚古墳に次ぎ日本で2番目に発見された大陸風の壁画古墳で、阿部山の中腹に位置しています。この古墳は二段築成の円墳であり、上段の直径は9.4m、下段はテラス状で直径は13.8m、高さは上段と下段を合わせて4mを少し超えると推定されています。名前の由来には複数の説がありますが、「亀虎古墳」とも呼ばれたり、南側の地名「小字北浦」がなまって「キトラ」になったという説があります。1983年11月7日には、石室内に彩色壁画の一部である玄武が発見され、これにより世間や学会から注目を集めました。2000年には国指定史跡となり、その後特別史跡に指定されました。石室の天井には本格的な天文図が描かれ、壁には四神や十二支などが美しく描かれています。
キトラ古墳
1983年に壁画が発見されたキトラ古墳は、その後の調査により、天文図や四神の精緻な壁画が確認され、学術的な価値が非常に高いと認められました。この価値ある遺跡は2000年に特別史跡に指定され、高松塚古墳と並び、飛鳥の重要な文化財です。
information |
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住所:高市郡明日香村平田 |
▼高松塚壁画館 |
営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで) 入館料:大人:300円 学生:130円(大学・高校) 小人: 70円(中学・小学) 駐車場:無料(国営飛鳥歴史公園高松塚周辺地区駐車場) ※普通自動車 33台 ※高松塚壁画館:0744-54-3340 |