岡寺

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1300年前に建立。西国三十三所観音霊場の第七番札所「岡寺」

厄除の御寺(日本最初の厄除霊場)

岡寺は約1300年前、天平時代に天智天皇の勅願によって義淵僧正により創建されました。 本堂には像高4.6mの塑像(土の仏像)が祀られ、日本最大の仏様(如意輪観音座像)として知られています。 さらに、日本三大仏にもあげられていて重要文化財にも指定されています。

<日本三大仏>
「銅像」の東大寺 毘盧遮那仏(奈良の大仏)
「木像」の長谷寺御本尊 十一面観世音菩薩
「塑像」の岡寺御本尊 如意輪観音菩薩
いずれも奈良県に祀られています。 実は岡寺は、山号・院号・寺名がそれぞれあり『東光山 真珠院 龍蓋寺』というのが正式な名称です。 しかし古来より土地の名から『飛鳥の岡にある寺』=『岡寺』と親しみをこめて呼ばれています。 真言宗豊山派に属しており西国三十三ヶ所観音霊場の第七番札所で、日本最初の厄除霊場としても有名です。 特に女性の厄除け観音として信仰を集めています。

その他、江戸時代の書院(重要文化財)や仁王門(重要文化財)が佇み、 四季折々の花が美しいお寺としても、多くの人が訪れる理由といえます。 岡寺境内には約3,000株もの石楠花(しゃくなげ)が植えられていて、4月中旬~5月、G.Wにかけて色鮮やかな石楠花が咲き誇ります。 G.W期間中には仁王門を入ってすぐの池や手水舎、鉢に天竺牡丹(ダリア)を浮かべ、写真スポットとしても人気です。

岡寺

岡寺は日本初の厄除け寺とされ、その霊験を伝える最古の書物は、古典の名著である『水鏡』です。鎌倉時代初期には、岡寺での厄除け参りの文化が花開きました。今も多くの参拝者が厄除けの祈りを込めて岡寺を訪れ、その歴史と信仰を紡いでいます。

information
住所:奈良県高市郡明日香村岡806
TEL:0744-54-2007
入山料:一般(大学生以上) : 400円 / 高校生 : 300円 / 中学生 : 200円
営業時間:8:30~17:00 
(12月~2月 8:30~16:30)
クローズ情報(定休日など):本堂内陣の一般内拝期間:毎年4月~12月
駐車場:無料
※駐車場所までは非常に細い道となっていますのでご注意ください。
※はじめて車で参拝される場合は、周辺の民営駐車場(有料)のご利用をご検討ください。


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